吉方位の南東へ。西国三十三か所参り④ 方違大観音様との出会い

大阪府和泉市、槇尾山にある西国三十三所第四番札所・施福寺(せふくじ)。
前回は、竹の杖をつきながら「観音八丁」と呼ばれる急な山道を登り、最後には145段の石段を登って、ようやく施福寺へたどり着いたところまでお話ししました。
まさに修行のような山登り。
汗だく。
足はパンパン。
もう完全に部活終わりのような姿です(笑)
でも、せっかくここまで登ってきたんです。
まずは本堂でしっかりお参りをし、御朱印をいただきました。
「中をご覧になりませんか?」
御朱印をいただいているとき、
「中をご覧になりませんか?
写真撮影もできますよ」
と声をかけていただきました。
えっ?
写真撮影もできるんですか?
お寺の本堂の中は撮影禁止になっているところも多いので、これは珍しい。
「見させていただきます!」
即答です(笑)
こうして本堂の中へ入らせていただくことになりました。
約5メートルの弥勒如来様
中へ入って、まず目に飛び込んできたのが、
大きな弥勒如来様。

高さは約5メートルにもなるそうです。
もう……
圧巻。
私、単純なもので、
デッカイというだけで感動するんです(笑)
見上げるほどの大きさと、その存在感。
山登りでヘロヘロになっていたことも、一瞬忘れてしまいました。
そして、その左右には、
文殊菩薩様と
十一面千手千眼観音菩薩様がおまつりされています。
十一面千手千眼観音菩薩様は、私たちが巡っている西国三十三か所参りの観音様です。

ここまで無事に登ってこられたことにも感謝して、
改めてしっかりと手を合わせました。
日本でここだけの「方違大観音様」
そして、さらに奥へ進んでいくと……
そこにいらっしゃったのが、
方違大観音様(ほうちがいだいかんのんさま)。

なんと、
日本で施福寺にしかいらっしゃらない観音様なのだそうです。
そして、そのご利益を知って、
私……
食いつきました(笑)
方違大観音様は、
悪い方角・方位を、良い方角・方位へ変えてくださる観音様
として古くから信仰されているそうです。
転宅や転勤、結婚、家の新築、旅行など、
新しい場所へ動くときや、人生に変化があるときにお参りされる方も多いのだとか。
なんと~~~~~!
素晴らしいご利益の観音様ではありませんか。
吉方位ばかりへ行けるわけではない
私は普段から九星気学を使って、吉方位を取り入れた旅をしています。
今回、施福寺へやってきたのも、私にとって南東が吉方位だったことがきっかけでした。
でも現実の生活では、
「その方角は良くないから行きません」
では済まないこともあります。
仕事で行かなければならない。
家族の用事がある。
転勤や引っ越しなど、自分だけでは決められないこともある。
旅行だって、いつも吉方位だけを選べるとは限りません。
方位を大切にしているからこそ、
「良くない方角へ行かなければならないとき、どうしたらいいんだろう」
と思うこともあります。
だからこそ、
方違大観音様のお話を聞いたとき、
「こんな観音様がいらっしゃるんや!」
と嬉しくなりました。
私、
方違大観音様のお写真、大事にしておこうと思います。
どうしても良くない方角へ行かなければならないときには、
「どうか何事もなく、無事に行って帰ってこられますように」
と、お祈りしようっと……。
吉方位の旅で出会った、方位の観音様
考えてみれば、
吉方位を調べて南東へ向かい、
汗だくになって山を登り、
その先で出会ったのが、
方位を良い方へ導いてくださる観音様。
なんだか不思議な巡り合わせです。
あの山道を登っている途中は、
「なんでこんなしんどい思いしてるんやろ……」
ぐらいの気持ちでしたが(笑)
こういう出会いがあると、
ここまで登ってきた甲斐があったなぁ
と思います。
そして実は……
施福寺の本堂の中では、
もう一つ、私にとって嬉しい出会いがありました。
最近なぜか、
あちらこちらでお会いする機会が増えている、あのお方です。
しかも、その仏様が以前いらっしゃった場所を知って、
またまたびっくり。
施福寺のお話、
もう少し続きます。
「吉方位の南東へ。西国三十三か所参り⑤」へ続きます。

