非常ベルが鳴って、二人抱えて避難しました

このところ、大雨や地震など、各地で災害が続いています。

災害に遭われた皆さまが、一日も早く穏やかな暮らしを取り戻されますよう、心よりお祈り申し上げます。

9月1日、保育園で避難訓練

私は週に2回、半日ずつ、近くの保育園へアルバイトに行っています。

保育園は、小さな子どもたちの命を預かる場所。

そのため、月に一度、必ず避難訓練があります。

9月1日にも、避難訓練が行われました。

9月1日といえば、関東大震災が起こった日です。訓練が行われたのも、当時と同じようなお昼頃でした。

避難訓練があることはわかっていましたが、何時に非常ベルが鳴るのかまでは知らされていません。

私は、一番小さな0歳児から、1歳になったばかりぐらいの子どもたちのクラスに入っています。

もうね、可愛くて仕方がないんです、これが(笑)

この話は、また別の機会にするとして。

担任の先生たちと、

「何時に鳴るんやろうな」

と、朝からずっと構えていました。

ところが、なかなか鳴りません。

そうこうしているうちに、お昼ご飯の時間になりました。

小さな乳幼児のクラスは、お昼寝の時間もあるため、ほかのクラスより早く食事が始まります。

そして、ご飯を食べ始めて5分ほど経った、そのとき。

非常ベルが鳴りました。

子ども二人を両腕に抱えて

もう、慌てる慌てる。

子どもたちは椅子に座っていますが、安全ベルトをしています。

食事用のエプロンもつけています。

もちろん、0歳や1歳ぐらいの子どもに、

「今から避難するから、これを外してな」

なんて言っても、話は通じません。

クラスには、小さな子どもが5人。

大人は3人です。

あらかじめ相談していたとおり、一番身体の大きな子は先生が一人で抱え、残りの小さな4人は、二人ずつ抱えることになりました。

もちろんね。

私、身体が大きいですから、二人抱えますよ(笑)

私たちは避難訓練だとわかっていますが、突然抱き上げられた子どもたちは、たまったものではありません。

ご飯を食べている途中やし。

まだ食べたいし。

そりゃあ、泣きます。

「大丈夫やで~」

「ちょっとお外へ行こうな~」

となだめながら、何とか外へ避難しました。

外へ出ると空気が変わったからでしょうか。

子どもたちは泣き止み、今度は周りをキョロキョロ。

でも、両腕に一人ずつ抱えていると、右でもゴソゴソ、左でもゴソゴソ。

落としたらあかん。

しっかり抱えとかんと。

私はもう、それだけで必死です。

何が何でも助けなければいけない

こんなに小さな子どもたちの命を預かっているって、すごいことやなと、いつも思います。

普段から怪我をさせないように気をつけなければいけませんし、避難訓練だって真剣です。

だって、もし本当に何かが起こったら、何が何でも助けなければいけないんですもん。

自分だけ助かろうなんて、そんな気持ちにはなれません。

いざとなったら火事場の馬鹿力で、二人どころか、三人抱えてでも走れるかもしれません。

いや、走らなあかんのでしょうね。

自分ではまだ逃げることのできない、小さな小さな命。

その命を守るために、繰り返し訓練することの大切さを、あらためて感じました。

災害への備え、買ったままになっていませんか?

災害は、いつ、どこで起こるかわかりません。

我が家にも、一応、災害用のセットはあります。

でも、何年か前に買ったものなので、そろそろ食べ物の賞味期限を確認して、入れ替えなければいけません。

備えているつもりでも、買っただけで安心して、そのままになっているものって案外あります。

水や食料の期限は大丈夫か。

懐中電灯の電池は使えるのか。

必要な薬は準備できているのか。

避難場所や家族との連絡方法は確認できているのか。

災害のニュースを見たときに心配するだけでなく、自分の備えを見直すきっかけにすることも大切ですね。

なんなら、病院で働いていた頃より、今の保育園の避難訓練のほうが必死かもしれません。

何せ、両腕に抱えているのは、自分ではまだ逃げられない、小さな小さな命ですから。

そんな可愛い子どもたちを相手にしている保育園でのお話も、またいつか書いてみたいと思います。

まずは私も、災害用セットの賞味期限を確認します。

……「確認しなあかんな」と思っただけで終わらんようにせんとね(笑)

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