夫婦で吉方位旅 in 出雲・松江②「ばけばけ」の舞台へ。そして松江の夜。

出雲大社をあとにした私たちは、宍道湖に沿って車を走らせ、松江へ向かいました。
次の目的地は、松江市にある月照寺です。
朝ドラ「ばけばけ」に登場した月照寺へ
月照寺は、NHKの朝ドラ「ばけばけ」のオープニング映像に登場した場所です。
ハンバート ハンバートによる主題歌「笑ったり転んだり」のやさしいリズムに合わせて、松江の風景が次々と映し出されます。
その中でも印象に残っていたのが、月照寺にある大きな像でした。
ドラマを見ていた方なら、
「あ、あの場所!」
と思い出すかもしれません。
夏の日差しの中、実際にその姿を目の前にすると、まるでドラマのオープニング映像の中に入り込んだような気分になりました。
ヘブンとトキが座っていた場所に、私も座って記念撮影。
これぞ聖地巡礼です(笑)。
亀だと思っていたら、龍でした
ところが、像のそばにあった説明書きを読んでびっくり。
私はずっと大きな亀の像だと思っていたのですが、どうやら龍を表しているのだそうです。
いやいや。
どう見ても亀やん……。
思わず、そうつぶやいてしまいました(笑)。
月照寺の方にお話を伺うと、ドラマの放送中は、本当に多くの参拝客が訪れていたそうです。
わかります。
あのドラマを見ていたら、一度は実際の場所を訪ねてみたくなりますよね。
放送が終わってから数か月が経っていたこともあり、この日は参拝客もまばらでした。
静かな境内を、ゆっくり見て回ることができました。
小泉八雲と妻・セツの暮らしに触れる
月照寺をあとにして、次に向かったのは小泉八雲記念館と小泉八雲旧居です。
小泉八雲と妻・セツの歩みをたどりながら、改めて感じたことがありました。
ドラマでは少し脚色されている部分もありますが、二人の出会いや暮らしの背景を知ると、きちんと史実を大切にしながら物語が作られていたことが伝わってきます。
「さすがNHKやなぁ。」
そんなことを思いながら、展示を見て回りました。
昔の家屋から眺める庭も美しく、暑さの中でも、そこだけ時間が静かに流れているようでした。
暑さに負けて、抹茶金時へ
この日も、本当に暑い一日でした。
見学を終える頃には、もう暑さに耐えきれず、冷たいものを求めて休憩することに。
注文したのは、
抹茶金時の練乳がけ。
ふわふわの氷に、たっぷりの小豆と白玉。
最初は、
「おいしい!」
と勢いよく食べていたのですが、途中から頭がキーン。
頭が痛くなるほど冷たかったです(笑)。
暑さで火照った体には、何よりのごちそうでした。
松江の夜は、酒飲みに楽しい町
宿に到着してひと休みしたあと、夕食を食べに町へ出ました。
松江の夜の町は、高層ビルが立ち並ぶような都会ではありません。
大きな地下街があるわけでもありません。
けれど、通りには居酒屋や食事処がずらりと並んでいます。
歩きながら、
「ここもよさそう。」
「次はあっちに入ってみたいな。」
と、お店を選べる楽しさがあります。
複雑な繁華街ではなく、わかりやすい場所に飲食店が集まっていて、気に入ったお店をはしごできそうな雰囲気。
こういう町、好きなんですよね。
おいしい料理とお酒をいただきながら、出雲大社から始まった長い一日を振り返りました。
暑くて、歩いて、笑って、食べて、飲んで。
旅先で過ごす夜は、それだけで少し特別です。
旅は、もう少し続きます
出雲大社から松江へ。
朝ドラの舞台を訪ね、小泉八雲とセツの物語に触れ、最後は松江の夜を楽しみました。
吉方位の旅だからといって、何か特別な出来事が起こるわけではありません。
けれど、いつもとは違う場所を歩き、知らなかったことに出会い、夫婦で同じ景色を見る。
そんな時間そのものが、旅からいただく「おかげ」なのかもしれません。
次回は、松江で迎えた朝と、旅の続きをお届けします。

