夜通し眠れないなら、笑って過ごしたらええやん
明日4月16日は、庚申(こうしん)の日。
60日に一度めぐってくる、ちょっと不思議な暦の日やねん。
「庚申信仰」って聞いたことある?
人間の体内には「三尸(さんし)」という虫がいて、庚申の夜に眠ってしまうと、体から抜け出して天帝にその人の悪事を告げ口するという言い伝えがある。
寝てる間に、バレます(笑)。
だから昔の人は庚申の夜、眠らずに夜明けを待った。
「庚申待ち」という行事やね。
ところがこれ、何度も集まってるうちに、だんだん変わってきたらしい。
食べ物を持ち寄って、お酒を飲んで、ただただ話して笑って。最終的には宴会になってたんよね(笑)。
修行のはずが、いつの間にか楽しい集まりへ。
眠れない夜をひとりの修行で乗り越えるより、みんなで集まって笑って過ごす方が、そりゃ何度でも続くわな。人間らしくて、なんかええよね。
ちなみに、道ばたの石塔に「庚申塔」と彫られているのを見かけることがある。あれはこの風習の名残。
次に見かけたとき、「ここで夜通し飲んでたんかな…」って思い出してみてください(笑)。
昔の人の知恵も、笑い声も、季節の暦も、ぜんぶ今にちゃんとつながってる。そう思うと、なんかあたたかい気持ちになるよね。
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