七夕に願いを、小暑に新しい一歩を

昨日、車で走っていると、前を走る軽トラックの荷台に立派な笹が積まれていました。
「あっ、あれ七夕用かな?」
そんなことを思いながら、なんだか懐かしい気持ちになりました。
7月7日は七夕。
織姫と彦星が一年に一度だけ天の川で会える日として親しまれていますが、実は七夕にはもう一つの意味があります。
もともとは中国から伝わった風習で、織姫のように機織りや裁縫が上達するよう願う日でした。
それが日本では、書道や学問、芸事など、「もっと上手になりたい」「もっと成長したい」という願いを込める行事へと広がっていったそうです。
それを知った私は思わず、
「えっ、それやったら私にぴったりやん!」
と笑ってしまいました。
編み物に刺し子、ハワイアンキルト。
手仕事が大好きな私にとっては、まさに願ったり叶ったりの日です。
とはいえ、
「短冊を書こう!」
と思っても、家には笹がありません(笑)。
昨日見かけた軽トラックの笹を見ながら、「一本分けてもらわれへんかなぁ」なんて、本気で考えてしまいました。
でも、大切なのは笹があることではなく、自分の願いを言葉にすること。
短冊でも、手帳でも、ノートでも構いません。
「今年後半は、こんな自分になりたい。」
そんな思いを書き留めるだけでも、未来への一歩になるのではないでしょうか。
小暑を迎え、本格的な夏へ
7月7日からは、二十四節気の**「小暑(しょうしょ)」**を迎えます。
暑さが本格的になり始める頃という意味があり、夏の訪れをよりはっきりと感じる季節です。
七十二候も第一候 「温風至(あつかぜいたる)」 となります。
その名のとおり、風が熱を帯びて吹き始める頃。
梅雨の合間にも、夏らしい空気を感じる日が増えてきます。
この頃に旬を迎えるものには、
- 植物:鬼灯(ほおづき)
- 魚:こち
があります。
昔の人は、気温だけでなく、風の変化や植物、魚の旬を通して季節の移ろいを感じていました。
忙しい毎日だからこそ、少しだけ立ち止まって季節を味わう時間を持ちたいものですね。
願いを書く日、季節が始まる日
今年の七夕は、願いを書くだけの日ではありません。
本格的な夏が始まり、新しい季節へと歩み出す節目の日でもあります。
短冊がなくても、笹がなくても大丈夫。
手帳の一ページでも、ノートの片隅でも。
「こんな自分になりたい。」
そんな願いを言葉にして、今年後半の一歩を踏み出してみませんか。

