ハズキルーペと上弦の月——育てているものは、ありますか?

今日は朝からずっと編み物の時間でした。

フェアアイルニット講座の課題作品、帽子の仕上げ。
細い糸に、細かい模様。
母の日にもらったハズキルーペを鼻にのせて、デスクライトを手元に引き寄せて、
ひたすらにらめっこの一日でした。

もう3作目なのに、小さな処理のところで
「…あれ、どっちやったっけ?」と手が止まること数回(笑)。

何度も確認しながら、ようやく編み上げました。
今は水通しをして、乾かしています。


このフェアアイルニット講座に参加できたのは、数年越しの夢でした。

ずっとやりたいと思いながら、なかなかご縁がなくて。
自己流でも編んでいたけれど、
やっぱり「ちゃんと教わる」のは別世界。

「あ、そういう理由があってそうするんや」

ひとつひとつの手順に意味があることがわかると、
編むことがまた楽しくなります。

次の課題は5本指手袋。
またハズキルーペを相棒に、じっくり取り組みます。


そういえば、今夜は上弦の月。

新月から満月へと向かうちょうど中間地点。
月が少しずつ丸みを帯びながら、空に輝くこの時期は、
「始めたことが育っていくタイミング」とも言われます。

種まきした何かに、水をやる時間。

私のフェアアイルニットも、書籍の準備も、
あれこれ走り出したことたちが、
少しずつかたちになってきているのを感じています。

あなたは今、何か育てているものがありますか?

趣味でも、仕事でも、暮らしのなかのちいさなことでも。

上弦の月が照らすこの夜、少し思い出してみてください。


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