下弦の月に考えたこと|占い師になって500人を鑑定して見えてきたもの

明日は下弦の月

明日、6月8日は下弦の月です。

新月が来て、
満月が来て、
そして下弦の月が来る。

毎月巡ってくるおなじみの月のリズムです。

暦の話を書いていると、どうしても毎月同じような話題が出てきます。

「下弦の月は手放しのタイミング」
「整理整頓に向いています」
「不要なものを見直しましょう」

たしかにそうです。

でも正直に言うと、

私自身も毎回そんなに上手にできているわけではありません。

むしろ、

「わかってるけどできへん」

の方が多いかもしれません。

毎日仕事があって、
家事があって、
考えることが山ほどある。

そんな中で、

「今の自分に必要なものと不要なものを見極めましょう」

なんて言われても、

それどころやない日もありますよね。


手放せないのは、モノではなく考え方かもしれない

下弦の月というと、

つい片付けや断捨離をイメージします。

クローゼットを整理する。

使っていないものを処分する。

引き出しの中を整える。

もちろんそれも大切です。

でも年齢を重ねるにつれて思うのは、

本当に手放しにくいのはモノではないということ。

私たちが手放せないのは、

案外、

「考え方」や
「思い込み」なのかもしれません。


・こうしなければならない

・失敗してはいけない

・人に迷惑をかけてはいけない

・もっと頑張らなければならない

・まだまだ足りない


そんな考え方を、
私たちは無意識のうちに抱えています。

そしてそれが、

人生を重たくしていることもあります。

私自身も最近ずっと、

そんなことを考えています。


占い師になって500人を鑑定して思ったこと

私は約2年前に看護師を卒業し、
占い師として活動を始めました。

電話占いだけでも、
気がつけば500人ほどの方を鑑定しています。

数字だけ見ると、

「すごいですね」

と言われることもあります。

もちろんありがたい経験です。

でも実際のところ、

500人鑑定したからといって、

もっと有名になりたいとか、

もっと売れたいとか、

もっとすごい占い師になりたいとか、

そういう気持ちは意外と出てきませんでした。

むしろ逆でした。


九星氣学は、自分の心の取扱説明書

500人もの方のお話を聞かせていただいて、

改めて感じたのは、

九星氣学という学問の奥深さです。

九星氣学というと、

運勢を見るもの。

吉方位を見るもの。

というイメージを持つ方も多いかもしれません。

もちろんそれもあります。

でも私が面白いと思っているのは、

その人自身の心のクセや考え方が見えてくるところです。


なぜ同じことで悩むのか。

なぜそこに強く反応するのか。

なぜ人より責任を背負ってしまうのか。

なぜ人の顔色ばかり見てしまうのか。


それには理由があります。

九星氣学は、

生年月日からその人の気質や思考の傾向を読み解いていきます。

鑑定の中で、

「そうそう、それなんです」

「なんでわかるんですか?」

と言われることも少なくありません。

当てるための占いというより、

自分を理解するための地図。

私はそんなふうに感じています。


タロットは想像以上に正直

そしてもう一つ。

私が驚いたのはタロットカードです。

正直に言うと、

占い師になる前の私は、

タロットにそこまで興味がありませんでした。

ところが学び始めてみると、

カードが出してくる答えの鋭さに何度も驚かされました。

もちろん未来を100%決めるものではありません。

でも、

今の自分がどこを見落としているのか。

本当は何を恐れているのか。

どこに可能性があるのか。

そういうものを映し出してくれることがあります。

まるで鏡のように。


私が最初に信じた占い

実は私、

若い頃から占い好きだったわけではありません。

でも一つだけ例外があります。

細木数子さんの六星占術です。

当時、母が夢中になっていて、

星盤まで作ってくれました。

その頃の私は、

占いなんて半信半疑でした。

でも、

書かれている運氣の流れが驚くほど自分に当てはまっていたんです。

だから今思えば、

あれが私と占いとの最初の出会いだったのかもしれません。


人は「小さな悩み」を話せる場所を探している

鑑定をしていて感じることがあります。

人生を揺るがすような大きな悩みもあります。

離婚。

仕事。

病気。

人間関係。

もちろんそうした相談もあります。

でも実際には、

もっと小さな悩みの方が多い。


こんなこと聞いていいのかな。

私がおかしいのかな。

誰にも言えなくて。


そんな相談です。

でも、

その「小さな悩み」が、

本人にとってはとても大きい。

家族には言えない。

友達には言えない。

職場では言えない。

でも、

占い師には話せる。

そんなことがあります。

だから私は、

未来を断言する占い師ではなく、

自分自身を理解するお手伝いをする占い師でいたいと思っています。


そして今、本を書いています

実は今、

Amazonで出版する電子書籍を書いています。

何度も何度も書き直しました。

途中で全部やめたくなったこともあります。

それでも書き続けています。

なぜなら、

鑑定の中で出会ったたくさんの想いを、

別の形で届けたいと思ったからです。


「誰かの物語」が「あなたの物語」になる

この本は、

私がこれまで書いてきた

「誰かの物語、そしてあなたの物語」

をベースにしています。

最初は、

他人の話に見えるかもしれません。

でも読み進めるうちに、

どこかで引っかかる。

そして、

「あれ?」

と思う。

さらに読み進めると、

「これ、私のことかもしれない」

そんな瞬間が訪れるかもしれません。


6月19日発売を目指しています

下弦の月は、

手放しの月。

今回の私にとっての手放しは、

「完璧になってから出そう」

という考えかもしれません。

まだ不安はあります。

もっと直したいところもあります。

でも、

まず世に出す。

そこから育てる。

そんな一歩を踏み出そうと思っています。

発売目標は6月19日。

Amazonでの電子書籍です。

こうして記事に書いてしまったので、

もう後には引けません(笑)


下弦の月の夜。

もし空を見上げることがあったら、

何を捨てるかではなく、

何を抱え込みすぎているのか。

そんなことを考えてみるのもいいかもしれません。

案外そこに、

次の新月へ向かうヒントが隠れているのかもしれませんね。


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