吉方位日帰り旅<小豆島篇①>あの時、買えばよかった…。

7月25日、またもや夫婦そろって南西が吉方位でした。

「さて、どこへ行こうか……」

日帰りで行ける場所を地図で探しながら、今回の行き先に決めたのは小豆島。

私たちの世代にとって、小豆島といえば、やっぱり『二十四の瞳』ですよね。

姫路港から、100分の船旅

朝一番の姫路港発フェリーに、自家用車ごと乗り込みました。

実は私、年齢を重ねてから船酔いをするようになりまして……。

100分の船旅、大丈夫かなぁと少し心配していたのですが、幸い船はほとんど揺れず、快適に過ごすことができました。

夏休みに入ったからでしょうか。

船内には家族連れがとても多く、子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきます。

それだけで、こちらまで「夏休みの旅に出たんだなぁ」という気分になりました。

最初の目的地は寒霞渓

小豆島に到着して、まず向かったのは寒霞渓です。

ロープウェイに乗って、山の上へ。

景色は少し霞んでいて、瀬戸内海や島々がくっきり見えるという感じではありませんでした。

それでも、高いところへ登るのって気持ちがいいですね。

眼下に広がる山や海を眺めていると、日常から少し離れたような開放感があります。

山頂には、瀬戸内の島々らしいアート作品もありました。

小豆島や周辺の島々には、自然の中に溶け込むように現代アートが置かれている場所があります。

寒霞渓の山の中にあったのは、大きな球体のような作品。

夫に中へ入ってもらい、写真も無事に撮ることができました。

あの時、買っておけばよかった

山頂のお土産屋さんで、オリーブオイルの試供品を見つけました。

食べるオリーブオイルではなく、手に塗るタイプの商品です。

試しに少し塗ってみると、手がしっとり。

「これ、いいかも」

そう思ったのですが、その時は買わなかったんです。

確かに、商品にはこう書いてありました。

寒霞渓土産店限定

でも、そこはいわゆる観光地のお土産物屋さんという雰囲気。

このあともいろいろな場所へ行く予定でしたし、

「ここで買わなくても、またどこかにあるかな」

「お土産は最後にまとめて買ってもいいしなぁ」

そんなふうに思ってしまいました。

ところが、そのあとも手はずっとしっとり。

時間が経つほど、

「あれ、やっぱりよかったな」

「買っておけばよかったかも」

という気持ちが大きくなってきます。

けれど、気づいた時にはもう山を下りるところ。

そうです。

あれは本当に、寒霞渓の土産店限定だったんです。

旅先で出会ったものは、その場でしか手に入らないことがあります。

「またあとで」

「次の場所にもあるかも」

そう思っているうちに、その出会いは過ぎてしまう。

人との出会いも、景色との出会いも、物との出会いも、案外そんなものなのかもしれません。

……とはいえ、私はそこで簡単にはあきらめません(笑)。

帰宅してから探してみると、オンラインショップを発見しました。

よかった。

また購入できそうです(笑)。

小豆島観光、考えることはみんな同じ

写真も撮り終わり、再びロープウェイで山を下ります。

そこで、ふと気づきました。

今回、私たちはフェリーに自家用車ごと乗船していたのですが、船を降りる時、私たちの前にいた車のご夫婦が、ロープウェイでも一緒だったんです。

登りも一緒。

そして、下りも一緒。

「あの車、フェリーで前におった人やんな?」

夫とそんな話をしながら、思わずニヤリ。

小豆島へ初めて観光に来たら、行きたい場所はだいたい同じなんでしょうね(笑)。

そして予想どおり、次の目的地でも、そのご夫婦の車を見かけることになります。

ただし、そこで感動の再会があったわけではありません。

私たちが駐車した時には近くの駐車スペースが空いておらず、少し離れた場所へ停めることになりました。

そのため、そのご夫婦とは途中ですれ違ったきり。

「また会いましたね」と話すほどでもありませんでした(笑)。

それでも、

「やっぱり、みんな同じところへ行くんやなぁ」

と、ちょっとおかしくなった小豆島の旅でした。

次は、その二つ目の目的地のお話です。

小豆島篇②へ続きます。

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