海の日から始まる、夏の土用

7月20日は海の日。
いよいよ夏本番という雰囲気ですが、暦の上ではもう一つ、大切な節目を迎えます。
それが**「夏の土用入り」**です。
「土用」と聞くと、多くの方が「土用の丑の日」や「うなぎ」を思い浮かべるのではないでしょうか。
でも実は、土用は年に一度ではありません。
立春・立夏・立秋・立冬。
それぞれ新しい季節へ移り変わる前の約18日間を「土用」と呼び、一年に4回巡ってきます。
今回始まるのは、立秋(今年は8月7日頃)を迎える前の土用です。
外はまだまだ真夏の暑さ。
「秋なんて、まだ先でしょう」と思ってしまいますよね。
でも昔の人は、目に見える暑さだけではなく、季節の流れそのものを大切にしていました。
暑さが続く中でも、自然は少しずつ次の季節へ向かう準備を始めています。
人も同じです。
季節の変わり目は、気づかないうちに疲れがたまりやすく、体調を崩しやすい時期でもあります。
だから土用は、「頑張る期間」ではなく、次の季節へ向かうために自分を整える期間として考えられてきました。
しっかり食べる。
しっかり眠る。
無理をしすぎない。
そんな当たり前のことが、実は一番の開運になるのかもしれません。
毎日の暦を眺めていると、「今日は何の日?」だけではなく、「季節はいま、どこへ向かっているのかな」と感じられるようになります。
そんな視点で過ごすと、暑い夏の日々も少し違って見えてくるかもしれませんね。

