第9話|一歩踏み出す勇気

誰かの人生の中にある、
ひとつの選択。ひとつの想い。

それはきっと、
あなたの物語ともどこかで重なっている。

そんな物語を、ここに。

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九星氣学鑑定の中で、
実際にご相談いただいた内容をもとに、
個人が特定されないよう背景を変えながら、
ひとつの物語として記しています。
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「私、この仕事……
向いているんでしょうか。」

ご相談のはじまりは、
そんな一言でした。

48歳。

新しい職場で、
働き始めたばかりの女性。

仕事は嫌いではない。

むしろ、
やりがいも感じている。

けれど――

ミスをすると、
一気に不安になる。

「上司は、
 こんな私で困っているんじゃないか」

「期待を裏切っているんじゃないか」

そんな思いが、
頭から離れないのです。

九星氣学で拝見すると、
彼女は五黄土星。

本来は、
強い芯を持ち、

自分の軸で立ち、
物事を動かしていく力のある人です。

けれど――

感受性の強さも持っていました。

人の評価や、
周囲の空気に敏感で、

「ちゃんとできているだろうか」
「どう思われているのだろう」

そんな思いが、
心に浮かびやすい。

さらに彼女は、
物事を深く見つめる力を持つ人でした。

「本当はどうなのだろう」
「本音はどこにあるのだろう」

そうやって考え続けるうちに、

気づけば、
自分を責める方向へと
心が傾いてしまう。

お話を聞いていると、
彼女は何度も言いました。

「私なんて……」
「こんな年齢なのに……」

けれど実際には――

職場の人たちは、
彼女の姿をきちんと見ていました。

失敗しても、
向き合い、
立て直そうとする姿。

そのひとつひとつが、
信頼につながっていたのです。

私はお伝えしました。

「周りの評価を、
 一度横に置いてみませんか」

「まずは、
 自分で自分を認めること」

自分を認めると、
世界の見え方は、
少しずつ変わっていきます。

そんな話をしていると、
彼女は少し笑って――

こう続けました。

「実は……
 恋愛の相談もあるんです」

出会いは、結婚アプリ。

三歳年下の男性。

一度会って、
なんとなく気になっている。

連絡が来ると、
嬉しい。

けれど――

自分から踏み出す勇気がない。

「試されているのかなって
 思ってしまうんです」

ここでもまた、
「どう思われるか」が
彼女の心を縛っていました。

彼の気持ちを見ていくと――

焦らず、誠実に、
関係を育てていきたい。

そんな想いが、
静かにありました。

派手さはないけれど、
一歩ずつ。

だからこそ――

彼女が不安のまま立ち止まり続けると、

「自分は
 安心させてあげられないのかもしれない」

そう感じて、
距離が生まれてしまう可能性もありました。

私は彼女にお伝えしました。

「彼が選ぶのではなく、
 あなたが選ぶんです」

「あなた自身が、
 自分の価値を信じてください」

自分を認めることは、
自分を守ることでもあります。

そして彼女は、
ちょうど人生の節目の流れの中にいました。

迷いが出やすい時期。

けれどそれは、
これからの生き方を見直すための時間。

今はまだ、
はっきり見えなくても――

これから少しずつ、
光の中で、
答えが見えてくる。

不安な人は、
何度でも悩みます。

でも――

悩みながらでも、
前に進むことはできる。

石橋を叩くなら、
一歩ずつ渡ればいい。

その一歩が、
未来につながっていきます。

これは、誰かの物語。
そしてきっと――

あなたの物語でもあります。


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