第10話|戻ってきたのに、戻れない恋

誰かの人生の中にある、
ひとつの選択。ひとつの想い。

それはきっと、
あなたの物語ともどこかで重なっている。

そんな物語を、ここに。

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九星氣学鑑定の中で、
実際にご相談いただいた内容をもとに、
個人が特定されないよう背景を変えながら、
ひとつの物語として記しています。
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「彼が、また連絡してきたんです。」

それが、ご相談のはじまりでした。

36歳の女性。

一度は、
行き違いの中で別れた彼。

彼はバツイチで、
娘さんと二人で暮らしています。

別れたあと、彼は
新しい女性と出会い、
関係を築こうとしていました。

結婚も、
考えていたそうです。

けれど――

現実は、
思うようには進みませんでした。

新しい彼女と、
娘さんとの関係がうまくいかない。

関係を築こうとしても、
どこかでぶつかってしまう。

家庭としての形が、
整わないまま。

そんな中で彼は、
ふと彼女のことを思い出しました。

そして、連絡をしてきたのです。

嬉しくないわけじゃない。

むしろ、
どこかで願っていたこと。

それでも――

心の奥に、
引っかかるものがありました。

「この関係って、
 どうなんだろう……」

九星氣学で拝見すると、
彼女は一白水星。

人とのつながりを大切にし、
相手の気持ちを深く感じ取る人。

そして、
一度つかんだご縁を、
簡単には手放さない強さも持っています。

「もう終わったはずなのに」

そう思いながらも、
戻ってきた彼を
受け入れてしまう。

人との関係の中に、
喜びを見出すからこそ、

断ち切るよりも、
つながりを残すことを選びやすい。

一方で彼は、
人とのご縁の中で生きる人。

けれどその中で、
決断が揺らぐと――

「どちらも手放せない」

そんな状態に、
なりやすい一面もありました。

実際に彼は、
今の彼女とも別れていない。

それでも、
彼女に連絡をしてきた。

彼の中には、

今の関係も手放せない。
でも、安心できる場所も欲しい。

そんな想いが、
同時に存在していました。

その頃の流れとしても、
彼は迷いやすい時期。

そして彼女は、
相手を受け入れやすい時期にいました。

だからこそ――

彼の曖昧さを、
そのまま受け止めてしまいやすい。

私はお伝えしました。

「彼は今、
 不安の中にいます」

「でもその不安を、
 あなたで埋めようとしている部分もあります」

優しさで受け止めることは、
できる。

けれど――

それが、
自分を大切にすることと
同じとは限りません。

彼が本当に前に進むためには、
彼自身が向き合うべきことがあります。

そして彼女にも、
選ぶ力があります。

戻ってきたからといって、
それが――

「戻るべき場所」とは限らない。

恋は、
相手に選ばれるものではなく、
自分が選ぶもの。

その選択が、
これからの未来をつくっていきます。

これから彼女は、
自分の軸を整えていく流れの中にいます。

人に合わせるだけでなく、

「自分はどうしたいのか」

そこに目を向けたとき、
関係の形は、
少しずつ変わっていきます。

これは、誰かの物語。
そしてきっと――

あなたの物語でもあります。


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